目的(定款第3条)
この法人は、主に聴覚障害者に対し、就労支援に関する事業を行い、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することで、聴覚障害者個人の尊厳を保持しつつ、地域社会において自立した生活を営むことができるよう支援し、もって社会参画の実現に寄与することを目的とする。
理念
聴覚障害者はコミュニケーション障害とも言われており、意思疎通の不便さにより、就労の機会が健常者と比べて少ないのが現状です。
私たちは以前より、主に作業の場を提供するとともに、社会の一員として充実した生活を送るために交流の場を提供し、自立の助長を図ることを目的とした「カブトガニ共同作業所」を運営してきました。
この作業所は特定非営利活動法人ふるさとの家に引き継がれ、任意団体としてではなく、社会に認められた公的な組織として進めていくことを目指しています。
地域福祉を推進する担い手や必要とされる資源の創出、聴覚障害者や支援する人が孤立しない仕組み作りなど、多様な人々が協働し、事業を展開したいと考えております。誰もがいきいきとした生活を送ることのできる地域を目指し、また才能や可能性を見出し、生きがいや夢の実現に向け、人が集い、繋がり、障壁に目をそむけず諦めることなく乗り越えていく強い意志を持った事業体を目指していきます。
ふるさとの家は設立して4年目を迎えました。
これまで、様々な支援を受けながら畑作業、弁当や漬物制作・販売、手話教室や卓球大会などの活動をしてきました。
この活動を更に広げていき、よりきめ細やかな支援ができることを目指し、「就労継続支援B型事業所」の設立を目指しています。
・就労継続支援B型事業所の設立の理由
・サービス管理責任者へのメッセージ